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荒川研究室とはこんな研究室です!

研究室主宰の荒川は,メーカーの研究者を約10年間経験し,2013年に愛知工科大学に着任しました.
愛知工科大学着任前は自動車人間工学を中心とした研究開発が主でしたが,大学に異動してからは,実問題を研究対象とした不確実性下における数理モデリングや,バーチャル・リアリティなど,様々なテーマに取り組んでいます.
研究室は基本ルール重視で,平日は毎日大学に来なければならないというルールになっており,学生にとってはかなり大変な環境かも知れませんが,雰囲気は大変良く,楽しい・和気あいあいとした研究室です.

教育方針

授業における教育方針(学部1年生~3年生)

「高校の授業と大学の授業は全く違う」ということを強く意識させます.まず,わからない所があったらすぐ人(先生)に聞いて解決する,という姿勢は大学では通用しない,ということを理解してもらいます.その上で,PBL(Project Based Learning)やアクティブ・ラーニングを授業で取り入れることによって,未知の課題に対してグループ,プロジェクトメンバや自らで率先して動くことで解決させるようにしています.
多分,学生諸君からすると,「面倒見の良くない先生」に映るかも知れません.荒川は決して面倒見は良くありません.しかし,大学で何でもかんでも道標を示されながら進んでいく人と,自分で道を切り開く人,将来的にどちらが社会で通用するでしょうか.火を見るよりも明らかだと思います.
本学(愛知工科大学)の学生の殆どは卒業後,就職するという進路を取ります.就職した後は,同僚,先輩,上司,基本的に教えてくれません.しかも入社した学生には「即戦力」としての力量が求められています.大学の性質もありますので,「即戦力」として企業で通用する人材に育ってくれることを見据えた授業をしています.そのため,「面倒見の良くない教育」を,教育方針としています.
基本的に授業はハイレベルです.中堅私大や国公立大学と同レベルの内容です.自らを高めるためには,現状維持ではなく,ハードルを高く設定した学習をする必要があります.しかし,土台無理な授業を行いません.少し自分で唸って考え,自ら率先して図書室やインターネットで調べればすぐに解決できるレベルです.先に述べたように,難しい課題であっても,しっかり考え,調べ,高みに向かって進む人であれば,何ということはありません.
3年生前期の「工学セミナー」から,研究室を希望する可能性のある学生が配属されます.荒川の指導方針として,「工学セミナー」「卒研セミナー」共に,メンバーとの親睦を深めることも兼ねて,数名でグループとなってプロジェクトを遂行してもらいます.
「工学セミナー」では,「拡張現実ピタゴラスイッチ」の開発を,数グループに分かれて実施してもらいます.本学の機械系の学生はプログラミングと電子工作に弱く,これからのIoT(Internet of Things)時代を生き残れる素養が身に付いていません.そこで,「工学セミナー」では,基礎的な学習という意味で,プログラミング能力も,ArdinoやRaspberry Piなどを用いた電子工作の能力も身につけられる内容としています.
「卒研セミナー」では,グループに分かれてプロジェクトに取り組むことは同じですが,テーマはグループ毎に変えます.テーマについては,荒川が近年の動向や,半年で完遂できる内容を精査し,毎年新たなテーマを提示します.テーマは基本的に4テーマ提示し,それぞれのテーマに対して興味を持った学生同士が取り組むようになっています.これまでは,例えば,「可動式ミニチュアモニュメントの開発」(本学の杉森順子准教授との共同研究),「下らないものの開発」「義足開発手法の検討」などをテーマとして与え,取り組んでもらっています.基礎的なPBLの完成形として,卒業研究に繋がる取り組みとなっています.
なお,3年生から,学会で発表させるのも荒川研究室の特徴です.研究の質は少し置いておいて,人前で自分の成果を話すことに対して場馴れをしてもらうことを目的としています.学生諸君も自信が付き,これからの就活に繋がるものと思います.

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3年生は「卒研セミナー」の成果を学会発表してもらいます.

卒業研究の方針

荒川の教育方針は,基本的には学部1年生~3年生と同様に,「自主自律」をモットーとしています.基本的には学生主体で動くことを是とし,荒川からは具体的にアクションをすることはありません.しかし,研究となると,とてもすぐに解決できないレベルの内容もあります.その場合は,荒川も一緒になって考え,学生と共に解決を図るようにしています.
卒業研究のテーマについては,H29年度からは,学生の興味に基づくテーマにしています.学生には,研究室に正式に配属になる2月から3月に掛けて,自分の興味に基づく論文を多く読んでもらいます.「モノづくり」「食べ物」「音楽」「医療」なんでも構いません.「こういうことをやりたい!」という気持ちになることが大切です.学生には3月末に自らがやりたいテーマを立案してもらい,荒川自身の研究内容や能力と照らし合わせて,テーマを実施するための具体的な手法などを検討して行きます.
これまではトップダウン式のテーマ設定でしたが,自動車に対して興味を持っている学生が年々減少していること,また,荒川が大学に異動したこともあり,自動車という枠に囚われず,色々な研究を進めたいというモチベーションがあるため,ボトムアップ式のテーマ設定に変更しています.従って,「機械設計などは苦手なので,他のことをやってみたい…」「プログラミングや電子工作は好きなんだけど…」という学生にとっては(とっても?)荒川研究室における研究活動はやりやすいことと思います.なお,基本的に,1人1台,ノートパソコンを支給していますので,自宅でも大学でもいつでも研究できるようになっています.
なお,タイムカード制を導入しており,学生は9:30から17:00まで研究室に居ることが求められます.勿論,特段の事情は休む,遅刻することは問題ありません.4年生で就活の時期になると,就活を口実にして大学に来ない,という事態が往々にしてあります.大学に来るというリズムが乱れると,卒論が佳境になった際に,大学に行くことが億劫になります.そのため,毎日必ず研究室に来て,就職活動(エントリーシートの作成や面接練習など)も研究室で行う,息抜きで研究を行う,という生活習慣を身に付けられるようにしています.
更に,企業と同様に,毎週,「週報ミーティング」を実施し,「週報」と呼ばれるレポートを提出した上で,毎週の進捗を報告することとなっています.企業では「週報」を書くことが殆どかと思います.そこで,今のうちから,自分の進捗をコンパクトに纏める訓練をしています.更に,文章を作成することにより,履歴書やエントリーシートを作成するための日本語の練習にもなります.加えて,毎週報告することで,自分自身の進捗を振返り,端的に説明する能力も身に付きます.

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卒業論文の成果も状況に応じて学会発表します.頑張れば受賞も.
研究室所属学生の受賞実績
  • 日本知能情報ファジィ学会関西支部学生研究発表会2017 敢闘賞(瀧谷悠, 荒川俊也: 楽器の音色推定における機械学習の適用)
  • 計測自動制御学会 システム・情報部門学術講演会2016 研究奨励賞(藤城孝彰, 荒川俊也: 自動運転に対する依存とシステム破綻時のヒューマンファクタ)
  • 卒業後

    基本的に就職する学生が多いですが,荒川研究室で学んだことを活かして多方面で活躍しています.主に三河地域の中小企業(製造業)に就職しています.学生の中には他大学の大学院に進学する者も居ります.但し,荒川自身は本学の大学院への進学は勧めていません.荒川自身が,学部,博士前期課程,博士後期課程と全て違う大学で学んだこともありますが,大学によって,研究室によって,雰囲気や風土は様々です.自分の能力が他大学で通用するかを見極めるチャンスでもあります.いわば,他流試合を経験して,スキルアップに努めてくれることを希望しています.また,新しい世界に飛び立つことによって,新たな人脈作りができるというメリットもあります.

    卒業生の進路

    2020年度卒業生

    株式会社前田製作所,株式会社壽屋,株式会社ペルソニカ,三協株式会社,株式会社豊幸,専門学校HAL名古屋

    2019年度卒業生

    日産自動車株式会社,竹田設計工業株式会社,新日工業株式会社

    2018年度卒業生

    産業技術大学院大学,株式会社ケィテック,株式会社テクノプロ(テクノプロ・デザイン社),株式会社トヨタレンタリース愛知

    2017年度卒業生

    豊橋技術科学大学大学院,産業技術大学院大学,株式会社竹中電気,伊藤光学工業株式会社,株式会社東郷製作所,アクティブ・ティ株式会社,セントラルエンジニアリング株式会社,竹田設計工業株式会社

    2016年度卒業生・修了生

    名古屋工学院専門学校,株式会社恵愛,株式会社アイ・エス・ジェイ,株式会社高井製作所,岐阜ギヤー工業株式会社,名古屋スバル自動車株式会社,ネッツトヨタ清浜株式会社

    2015年度卒業生

    アクティブ・ティ株式会社,豊橋設計株式会社,シーシーアイ株式会社,ネッツトヨタ東海株式会社,株式会社ホンダカーズ愛知

    荒川研究室の年間予定

    時期内容
    2月研究室配属
    3月〜4月論文調査,研究テーマ決定
    4月配属歓迎会
    7月機械システム工学科中間発表会
    9月卒研セミナー生配属
    9月〜10月研究室旅行(学会聴講を兼ねる)
    12月卒業論文初稿提出,忘年会
    2月卒業論文提出,卒業研究発表会
    3月デザイン学会(3年生),設計工学会(4年生)等で学会発表(卒論の成果),卒業式,追いコン

    荒川研究室の所有設備

    荒川研究室には次のような設備が導入されています.研究室の学生は自由に使うことができます.全国的には大した設備ではないかと思いますが,本学の中では頑張っている方かと思います.
    なお,1人1台ノートPCを貸与しており,勿論,机と椅子も用意しています.
    • ドライビングシミュレータ DS-nano-(+3画面曲面ディスプレイ)
    • 視線挙動計測装置(アイマークレコーダ―) Tobii Pro ナノ
    • 視線挙動計測装置(アイマークレコーダ―) TKK2950 TalkEye Lite
    • 脳血流計測装置(ポータブルNIRS) HOT-1000
    • 体圧検知センサ SRソフトビジョン 数値版
    • 連続血圧測定装置 RadiaPress RBP-100
    • 心拍センサ myBeat WHS-1
    • 簡易脳波計 BrainPro FM-929
    • 唾液アミラーゼモニター CM-3.1
    • ヘッドマウントディスプレイ Oculus Rift + Touch
    • ポータブルスマートプロジェクター Xperia Touch
    • 3Dプリンター Zortrax M200
    • 3Dプリンター DaVinci 1.0
    • デスクトップレーザー加工機 FABOOL Laser Mini 3.5Wレーザー搭載
    • 精密ミニ旋盤 Compact3
    • Google home mini
    • VR開発/深層学習用デスクトップPC(Core i7,GeForce 1070,Memory 32GB搭載)
    • 地理情報システムソフトウェア ArcGIS
    • AutoCAD2017,Inventor Professional 2017,CFD 2018,3ds Max 2017

    その他設備

    研究が興に入って大学に宿泊したくなった際にも快適に過ごせるように極力設備を整えています.
    • 2ドア冷蔵庫
    • 電子レンジ
    • IH調理器
    • 簡易ベッド
    • たこ焼き器
    • ドルチェグスト
    • ゲーム機(ファミコン,PlayStation2)+ソフト数十本
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    まあ,綺麗に使うかどうかは,皆さん次第デス…